ここ10年の日本の交通事故は、大きく減少トレンドにあります。

2015年ごろは年間50万件超の人身事故が発生していましたが、減少が続き、コロナ禍で外出が減った2020~2022年は一段と低下しました。

ところが社会活動の回復に伴い、2023年は発生件数・死者数ともに8年ぶりに増加。

死者数は2,678人(前年比+2.6%)と、歩行中・二輪車・自転車での死亡が目立ちました。

高齢者の割合は依然高く、致死率の上昇も指摘されています。内閣府ホームページ+1

軽微な事故は減少だが、重症な事故は相変わらず存在

とはいえ、2024年通年では再び減少に転じ、人身事故は290,895件(前年比−5.5%)、死者数も2,663人(−0.6%)でした。

長期的には事業用車の事故も過去10年で約半減しており、車両安全技術の進化や取り締まり・教育の効果が表れていると考えられます。itarda.or.jp+1

地域の整骨院として感じるのは、「量」は減っても重症化のリスクは残るということ。

歩行者・自転車の頭部外傷、二輪の胸部・下肢損傷が少なくありません。

ヘルメットの着用有無で致死率に約2倍の差が出るというデータもあり、日常の安全装備が命運を分けます。

横断歩道外の横断、高齢者の夜間歩行、スマホ使用運転は特に要注意です。警察庁

最後に

整骨院では、事故後の早期評価とリハビリ計画、むち打ち・打撲の慢性化予防に力を入れています。

運転者は「ながら運転」をやめ、歩行者・自転車は反射材とヘルメットを。

数字は改善していても、「一件」は私たちの大切な日常を揺さぶります。

引き続き地域全体で、安全行動を積み上げていきましょう。

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鶴田院長
鶴田院長