
緊張性頭痛
緊張性頭痛は全体の頭痛のうち90パーセントはこのタイプの頭痛だと言われています。後頭部を中心に、両側から頭全体が締め付けられるような痛みが特徴的な症状です。
大まかな原因は肩こりからなどの頭皮の緊張なのですが、根本的に解決するには、体のバランスや自律神経の状態を確認する必要があります。
頭痛の中では比較的症状は軽いですが、慢性化しやすく、週に2~3回以上の頻度で症状が出現するのも特徴的です。
| 痛む場所 | 後頭部を中心に、両側から頭全体。肩や首の痛みを伴うことも多い。 |
| 痛みの種類 | ぎゅっと凝るような、締め付けられるような痛み。ズキズキするような脈打つ痛みではない。 |
| 痛みの程度 | 軽度から中等度で、寝込むほどではない |

偏頭痛(血管性頭痛・拍動性頭痛)
緊張性頭痛から偏頭痛に移行する人が多いです。頭の中の血管の拍動リズムが崩れてしまったのが原因で、こめかみなどの頭の一部分にズキズキと脈打つような痛みが出現するタイプの頭痛です。
頭痛以外にも目がチカチカしたり、吐き気をともなうことがあります。胃が同時に痛くなるケースもあります。
月に2回~3回、ひどい方は週に1~2回の頻度で頭痛を繰り返す方もいます。発作は数時間から数日間続くことがあります。
20~50代の女性に多いのが特徴的。
雨の日などの気圧の変化や季節の変わり目により頭痛が誘発されやすいので、偏頭痛を持っている方は雨の日に体調を崩してしまうケースが多いです。
| 痛む場所 | こめかみ等に片側だけ現れることが多い。胃が同時に痛くなるケースもある。 |
| 痛みの種類 | ズキズキと脈打つような痛み |
| 痛みの程度 | 中程度から激しい痛みで、寝込んでしまうことも多い。 吐き気を伴うこともある。 |

群発性頭痛
片側の目の奥からこめかみにかけて、突き刺すような激しい痛みを伴うのが特徴の頭痛です。
反復性のものと慢性のものがあります。
反復性群発頭痛は季節の変わり目など、ある期間に集中して起こりやすく、1回15分から3時間の発作が1日に1~数回、数日から数ヶ月ほど続きます。そして頭痛の起こる期間が過ぎると、まったく発作のない時期が数ヵ月から3年ほど続きます。
1年以上頭痛の発作を繰り返す場合は慢性群発頭痛と呼ばれ、このタイプは発作のない時期がほとんどありません。
群発性頭痛の有病率は1000人に1人というデータもあり、頭痛の中ではかなりめずらしいタイプですが、症状は激烈で生活への影響は大きいです。
20~40代の男性に多く発症します。
目の奥に強い痛みが出現してとても大変な頭痛です。
| 痛む場所 | 片側の目の奥からこめかみにかけて |
| 痛みの種類 | 突き刺すような激しい痛み |
| 痛みの程度 | 猛烈な痛みで生活への影響は大きい |
それ以外の頭痛
頭痛の99パーセントの頭痛は上記の3タイプです。
残り1パーセントの頭痛は、とても怖い原因で起こります。それは、クモ膜下出血、髄膜炎、脳内出血、脳腫瘍などで起こる頭痛です。これらはそれぞれ独特な症状を呈するため、鑑別は困難ではありません。当院ではこれらの疑いがあるときは、早急に提携先の脳神経外科を紹介しております。
緊張性頭痛、偏頭痛、群発性頭痛の全てに共通している原因があります。それは、この3タイプの頭痛は全て、首の筋肉が結果的に固まっていることが原因であることです。
首回りが硬くなって、
・頭皮も硬くなって緊張性頭痛が発生
・首から脳内へ走る血管の血流が乱れ、偏頭痛が発生
・自律神経の乱れが発生し視床下部への悪影響から、群発性頭痛が発生
といったことが起こります。
なので、まずは肩や首が硬くならないようにするのと自律神経を整えるのが一番大切なのです。
では、肩や首が硬くなる原因は?自律神経が乱れる原因は?
これは、体のバランスだったり仕事の負荷だったり様々です。
当院ではその原因に辿り着けるように問診や検査を行いますので、よろしくお願いします。

