この記事の要点

肩こりが片側だけつらい場合、単なる疲労だけでなく、姿勢のクセ、利き手の使いすぎ、デスクワーク環境、スマホ姿勢、肩甲骨の動きの悪さ、首への負担などが関係していることがあります。

特に、
「右肩だけこる」
「左肩だけこる」
「片側だけ首から肩にかけて重い」
「マッサージしてもすぐ戻る」
という方は、肩だけでなく、首・背中・肩甲骨・骨盤のバランスまで確認することが大切です。

肩こりは、首すじから肩・背中にかけての張り、こり、痛みとして出ることがあり、頭痛や吐き気を伴う場合もあります。

原因として、猫背や前かがみ姿勢、長時間同じ姿勢、運動不足、ストレス、ショルダーバッグ、冷房などが挙げられています。


肩こりが片側だけつらくなる主な原因

肩こりは両側に出ることもありますが、日常生活のクセによって片側だけ強く出ることがあります。

主な原因としては、以下が考えられます。

・利き手ばかり使っている
・片側でバッグを持つことが多い
・スマホやマウス操作で片側の肩が前に出る
・デスクやモニターの位置が左右どちらかに偏っている
・猫背や巻き肩がある
・首が片側に傾きやすい
・肩甲骨の動きに左右差がある
・骨盤や背骨のバランスが崩れている

つまり、肩こり 片側の症状は、肩そのものだけでなく、体全体の使い方の左右差が影響していることがあります。


右肩だけこる理由

右肩だけこる方は、右手を使う時間が長いことが関係している場合があります。

例えば、
・右手でマウスを長時間使う
・右手でスマホを操作する
・右肩にバッグをかける
・右側を向いて作業することが多い
・車の運転で右腕に力が入りやすい
といった習慣です。

右肩だけが前に出るような姿勢が続くと、首から肩、肩甲骨まわりの筋肉に負担がかかります。

その結果、右側だけ肩こりが強くなり、ひどい場合は首の痛みや頭痛につながることもあります。


左肩だけこる理由

左肩だけこる場合も、日常生活のクセが関係していることがあります。

例えば、
・左肩にバッグをかけることが多い
・左肘をついて座るクセがある
・寝る向きがいつも同じ
・デスクで体を左にひねることが多い
・左側の肩甲骨が動きにくい
といったケースです。

また、利き手ではない側の肩は、無意識に力が入りやすかったり、体を支える役割が強くなったりすることがあります。

そのため、左肩だけが重い、左の首すじだけ張る、左の肩甲骨まわりが痛いという症状につながることがあります。


肩甲骨の動きの悪さも左右差の原因に

片側だけ肩こりがつらい方は、肩甲骨の動きに左右差が出ていることがあります。

肩甲骨は、腕を上げる、肩を回す、姿勢を支えるなど、多くの動きに関係しています。

肩甲骨がうまく動かないと、首や肩の筋肉が代わりに頑張るため、肩こりが起こりやすくなります。

特に、
・片方だけ肩が上がりにくい
・片方の肩甲骨まわりが重い
・腕を回すと左右差がある
・片側だけ首から肩がつっぱる
という場合は、肩甲骨の動きも確認する必要があります。


首や姿勢のクセが片側の肩こりにつながる

肩こりは、肩だけでなく首の影響も強く受けます。

デスクワークやスマホ操作で頭が前に出ると、首から肩にかけての筋肉に負担がかかります。

さらに、モニターが正面ではなく左右どちらかにあると、首を少しひねった姿勢が続きます。

この状態が続くと、
・右肩だけこる
・左肩だけこる
・片側だけ首が張る
・肩甲骨の内側が痛い
といった症状につながりやすくなります。

日本整形外科学会でも、肩こりの原因として、首や背中が緊張する姿勢での作業、猫背・前かがみ、運動不足、長時間同じ姿勢をとることなどが挙げられています。


自宅でできる改善方法

片側だけの肩こりを改善するには、こっている肩だけを揉むのではなく、左右差を作っている生活習慣を見直すことが大切です。

1. モニターと椅子の位置を正面にする

パソコン作業が多い方は、モニターが体の正面にあるか確認しましょう。

少し横を向いた姿勢が続くだけでも、片側の首や肩に負担がかかります。

2. バッグを同じ側だけで持たない

いつも同じ肩にバッグをかけていると、片側の肩だけに負担がかかります。

左右交互に持つ、リュックに変える、荷物を軽くするなどの工夫をしましょう。

3. 肩甲骨をゆっくり動かす

肩をすくめるように上げて、ゆっくり下ろす。
肩甲骨を寄せるように胸を開く。
腕を大きく回す。

このような軽い体操を、痛みのない範囲で行いましょう。

4. 首だけでなく背中も動かす

肩こりがあると首や肩だけを回しがちですが、背中が固まっていると肩こりは戻りやすくなります。

椅子に座ったまま背伸びをする、胸を開く、背中を軽く丸め伸ばしするなど、背中全体を動かすことも大切です。

5. 長時間同じ姿勢を避ける

30〜60分に一度は、立ち上がる、肩を回す、軽く歩くなど、姿勢を変えるようにしましょう。

肩こりの予防には、同じ姿勢を長く続けないこと、肩を温めて血行を良くすること、適度な運動や体操、入浴で体を温めることなどがすすめられています。


やってはいけない注意点

片側だけ肩こりがつらい場合、次のような行動は避けましょう。

・痛い側だけを強く揉み続ける
・首を勢いよく回す
・痛みを我慢して強いストレッチをする
・同じ肩でバッグを持ち続ける
・片肘をつく姿勢を続ける
・しびれや脱力感があるのに放置する

肩こりと思っていても、首の神経、肩関節、内科的な問題が関係している場合もあります。

特に片側だけ強い痛みが続く場合や、腕のしびれを伴う場合は注意が必要です。


医療機関を受診すべき症状

次のような症状がある場合は、整骨院だけで判断せず、整形外科など医療機関の受診をおすすめします。

・腕や手にしびれがある
・手に力が入りにくい
・肩や腕に強い痛みがある
・首を動かすと腕に痛みが走る
・頭痛、吐き気、めまいを伴う
・胸の痛みや息苦しさを伴う
・転倒や事故の後から痛みが出た
・夜間も痛みが強い
・日に日に症状が悪化している
・安静にしていても強く痛む

肩こりには、頚椎疾患、肩関節疾患、高血圧、眼科・耳鼻咽喉科領域、頭蓋内疾患などが関連する場合もあります。原因疾患がある場合は、その治療が必要です。


サンテ整骨院としての見解

サンテ整骨院では、片側だけの肩こりを**「肩だけの問題」とは考えません。**

肩こりに左右差が出る場合、
・首の傾き
・肩甲骨の動き
・巻き肩や猫背
・骨盤の傾き
・デスクワーク姿勢
・利き手やバッグの持ち方
・呼吸の浅さや背中の硬さ
が関係していることがあります。

そのため、サンテ整骨院では、こっている肩だけでなく、首・肩甲骨・背中・骨盤まで確認します。

特に、
「肩こりが片側だけつらい」
「右肩だけこる」
「左肩だけこる」
「マッサージしてもすぐ戻る」
という方は、早めにご相談ください。

痛みやこりを一時的に軽くするだけでなく、肩こりを繰り返しにくい姿勢と体の使い方づくりを目指します。


関連する施術ページへの内部リンク

博多区・呉服町周辺で肩こりにお悩みの方は、当院の「肩こり首こり治療ページ」もご覧ください。

・肩こり治療ページ
https://sante-hakata.com/stiffshoulders/

・頭痛治療ページ
https://sante-hakata.com/headache/


よくある質問

Q1. 肩こりが片側だけつらいのはなぜですか?

姿勢のクセ、利き手の使いすぎ、バッグの持ち方、デスク環境、肩甲骨の動きの左右差などが関係していることがあります。

肩だけでなく、首や背中、骨盤のバランスも影響します。

Q2. 右肩だけこるのはマウス操作が原因ですか?

原因の一つになることがあります。

右手でマウスを長時間使うと、右肩が前に出たり、首から肩の筋肉が緊張したりして、右肩だけこりやすくなることがあります。

Q3. 左肩だけこる場合も整骨院で相談できますか?

はい、相談できます。

左肩だけのこりでも、肩甲骨、首、背中、骨盤、日常動作のクセを確認することで、負担の原因を探すことができます。

Q4. 片側だけ肩こりがあるとき、揉んでもいいですか?

軽くほぐす程度であれば楽になることもあります。

ただし、強く揉みすぎると筋肉を傷める場合があります。

しびれや強い痛みがある場合は自己判断で揉み続けないようにしましょう。

Q5. どんな肩こりなら病院に行くべきですか?

腕や手のしびれ、力が入りにくい、強い頭痛、吐き気、めまい、胸の痛み、息苦しさ、転倒後の痛み、夜間痛がある場合は、医療機関の受診をおすすめします。


【この記事を書いた人】
鶴田雅之 / サンテ整骨院 院長
マッサージと矯正を中心としたオールラウンダータイプ。
肩首と腰が得意です。
2000年に開院。福岡市博多区店屋町で、腰痛・肩こり・頭痛・めまい・膝痛などの施術に対応。
実際の施術経験をもとに、一般の方にも分かりやすく体の不調について解説しています。

投稿者プロフィール

鶴田院長
鶴田院長