季節の変わり目は腰痛が悪化しやすい?

春や秋など気温差の大きい季節の変わり目には、「最近腰が重い」「朝起きると痛い」といった腰痛の訴えが整骨院でも増加します。
これは単なる“気のせい”ではなく、気温や湿度、気圧の変化が体にストレスを与えていることが関係しています。

気温が下がると筋肉が冷えて血流が悪化し、筋肉が硬くなります。

その結果、腰まわりの筋肉がこわばって痛みやだるさを感じやすくなるのです。

特にエアコンの冷えや朝晩の寒暖差が大きい時期は要注意です。

気圧変化と自律神経の乱れ

もう一つの大きな原因が気圧の変化による自律神経の乱れです。
台風や梅雨の時期、秋雨前線などによって気圧が低下すると、

交感神経と副交感神経のバランスが崩れ、

血流が滞り、筋肉が緊張しやすくなる傾向があります。

その結果、

  • 朝起きた時に腰が重い
  • 雨の前に痛みが強くなる
  • 天気によって症状が変わる
    といった「天気痛」タイプの腰痛も起こりやすくなります。

冷えと姿勢の悪化がダブルパンチに

秋冬にかけては特に冷えによる血流不良と、寒さからくる姿勢の悪化が腰痛を悪化させます。

背中を丸めて猫背気味の姿勢が続くと、腰椎に負担がかかり、慢性的な腰痛につながります。

また、厚着や運動不足によって筋肉が硬くなり、**「ぎっくり腰」**を起こす方も増加します。

特に11月〜12月は一年の中でもぎっくり腰が最も多い時期。急な動作や冷え込みに気をつけましょう。

季節性腰痛を予防する3つのポイント

① 体を冷やさない

腰まわりを温めることで筋肉の血流を保ちましょう。

腹巻きや温感パッドなどを活用し、「腰は冷やさず温める」が鉄則です。

特に就寝時の冷えは要注意。エアコンの風が直接当たらないように調整を。

② 軽い運動で血流を促進

ウォーキングやストレッチなど、毎日5〜10分の軽運動で血流を維持することが大切です。

お風呂上がりの腰まわりストレッチは、筋肉の柔軟性を保つのに効果的です。

③ 整骨院での定期的なケア

季節の変わり目に腰痛を感じやすい方は、早めのケアが予防のカギです。

整骨院での骨盤矯正や筋膜リリースは、体のバランスを整え、血流を改善します。

体のバランスが整うと自律神経も整ってきます!

痛みが強くなる前に施術を受けておくことで、「痛くならない体づくり」ができます。

腸もみを中心に、全身マッサージ骨格矯正などを行います!

整骨院でできる腰痛改善メニュー

当院では、以下のような施術を行っています:

  • 骨盤矯正:歪みを整えて腰への負担を軽減
  • 電気治療・温熱療法:筋肉の緊張をほぐし血流改善
  • 手技療法(マッサージ・筋膜リリース):硬くなった筋肉を優しく解放

そのほか、生活習慣のアドバイスや姿勢チェックも行い、根本的な改善を目指します。

まとめ:季節性の腰痛は「早めの対策」で防げる

季節の変わり目に感じる腰の痛みは、冷え・気圧・姿勢の乱れが重なって起こるサインです。

痛みが出てから我慢するのではなく、「予防」こそ最大の治療

体を温め、軽く動かし、整骨院で定期的にメンテナンスを受けることで、快適な毎日を過ごせます。

もし腰の重だるさや違和感を感じたら、ぜひ一度、当院へご相談ください。

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鶴田院長
鶴田院長